4/24から25にかけて
東京大学木曽観測所にて
てるてるの観測チャレンジが行われた。
駒ケ根工業高校OBたち、
長野高校天文地球科学部のメンバー3名と顧問の先生、
駒工の林先生、工房大倉チーム、
ドキュメンタリー撮影班、
オーストラリア天文台の堀内先生など、約20名が参加。
木曽観測所の高橋先生、衣笠先生が
てるてる観測に全面協力してくださった。

木曽観測所では、2/3にてるてるが宇宙空間に放出されてから
これまでに3度観測を試みているが、
モールス信号とわかる形での光は観測できていないという。
太陽光が当たる条件では信号を特定しにくく、
当たらない条件では光そのものが確認できない。
LEDが光っていない可能性もあるとのこと。
観測前、少しだけ空気が沈む。
ただ、まだ確定していることはない。


今回の観測は、外で空を見上げるものではなかった。
日本最高峰のシュミット望遠鏡トモエゴゼンを使い、
屋内でモニターを見つめる。
午前1時20分ごろ、てるてるの軌道に合わせて
撮影開始のコマンドを送信。
長野高校の生徒が担当し、全員でカウントダウンを行った。
【画像解析】


約40分後、画像が届く。
そこからは全員で解析。
トモエゴゼンは84枚のセンサーが4つのブロックに分かれ、
それぞれが1秒ごとに撮影。
1秒で84枚、3分間で15000枚以上の画像。
4グループに分かれ、1枚ずつ目視で確認していく。
恒星以外の光を探す。


作業を終え、4チームの観察シートを照らし合わせると、
複数の光のスジが記録されていた。
その中には、てるてるの光の可能性があるものも含まれている。
ただし、はっきりとは断定できない。
光の途切れがモールス信号なのか、
雲や他の要因、流星などによるものなのかは不明。
モールス信号の可能性は残るが、現時点では判断できない。


長時間の解析まで頑張った人、
途中までの参加となった人、
参加できなかった人と、それぞれだった。
OBの元気な様子を見ることができ、
眠い中での解析も印象に残る時間だった。
研究者が行っている作業の一端を感じることができ、
多くの技術が組み合わさって、
てるてるプロジェクトが成り立っていると感じた。


今後、木曽観測所でさらに詳細な解析が進められる予定。
結果はまだ出ていないが、
多くの人が関わり、同じデータをもとに検証を行った観測となった。
解析が終わり、解散は明け方となった。
