2025年、人工衛星打ち上げ予定!

【ご報告】JAXAより「Certificate of Acceptance」を取得しました

― 有限会社工房大倉は、長野県初の快挙 ―

有限会社工房大倉が開発に携わった超小型人工衛星「HMU-SAT2」が、このたびJAXA(宇宙航空研究開発機構)より「Certificate of Acceptance(受領証明書)」を取得いたしました。

今回、長野県の企業としては初めて、JAXAよりこの証明書を取得し、国際宇宙ステーション(ISS)からの衛星放出プロジェクトに正式参加することとなりました。

この証明書は、私たちの衛星「HMU-SAT2」がJAXAの厳しい基準や安全要件をすべてクリアし、ISSから宇宙空間へ放出されるための最終受け入れ審査に合格したことを公式に認めるものです。


Certificate of Acceptanceとは?

「Certificate of Acceptance」とは、JAXAが運用する超小型衛星放出プログラム(J-SSOD)の一環として発行される、衛星の品質と安全性が保証されたことを示す証明書です。
この証明書を受け取るには、衛星が電源系統や無線周波数、機械的な安全性、運用手順など多岐にわたる厳しい審査をパスする必要があります。


HMU-SAT2の受け入れ完了について

今回の受領証明書には以下が記されています。

  • 証明対象:HMU-SAT2
  • 発行日:2025年7月23日
  • 発行機関:JAXA(署名:吉崎 泉 氏)
  • 受領者:代表取締役 大倉正治(有限会社工房大倉)
  • 放出方法:国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟より、J-SSOD(超小型衛星放出機構)を通じて放出予定

この証明書が意味すること

この証明書の取得は、単に衛星が完成したというだけでなく、世界基準の品質と安全性が認められたことを意味します。
そして、長野県内の企業として初めて、JAXAとの正式な連携のもとで宇宙産業へ参画した実績となります。

これは、地域企業や中小企業が宇宙産業にチャレンジし、その技術力を公的機関から評価された大きな証でもあります。

今後、「HMU-SAT2」は国際宇宙ステーション(ISS)から宇宙空間へと旅立つ予定です。
今回の成果は、これまでご支援くださった皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。

有限会社工房大倉は、今後も地域発・日本発の技術で、宇宙産業に挑戦し続けます。

ご声援のほど、よろしくお願いいたします。