
長野県の駒ヶ根工業高校宇宙研究班の生徒たちが、15年以上に渡って研究成果を受け継ぎながら、たどり着いたのが「人工衛星」へのチャレンジ。最初の挑戦は、国のプロジェクトの一端を担うという挑戦だったが、結果は途中でプロジェクトが頓挫してしまった。自分たちではどうしようもない、さまざまな理由で進まないプロジェクトに心が折れそうになった。
「自分たちの手で、人工衛星を宇宙に打ち上げたい!」
2022年、北海道科学大学チームと駒ヶ根工業高校がタッグを組み、工房大倉が全面協力するという形で、新たな人工衛星の共同開発が始まった。
- 2025年夏、打ち上げ予定のロケットで 国際宇宙ステーション(ISS)まで届けられる。
- 地球を周回しながらLEDパネルを発光させ 地球に向けてメッセージを送信する。
- メッセージは世界各地の天文台や観測所で観測予定。
- 約1年後、大気圏に突入して消滅する

工房大倉は、南信州のりんご畑に囲まれた小さな町工場ですが、技術力と圧倒的品質には自信があります!
地元の高校生の宇宙研究を応援し続けて15年。今では人工衛星を自分たちで作って、宇宙へ飛ばすことも可能になりました。小さな人工衛星ですが、可能性は無限大!一緒に夢を打ち上げましょう!
ご応募いただいた愛称、愛称に込められた思い、すべてに目を通し慎重に検討した結果、新しい愛称は、長野県長野市 中村 真奈さん(15)が考えてくださった『てるてる』に決定しました。

人工衛星応援クラウドファンディング
2024年12月〜2025年2月の期間、人工衛星てるてる応援クラウドファンディングを行いました。
200万円オール・オア・ナッシングで挑んだクラウドファンディング。たくさんの方々の応援により、目標金額を達成することができました。本当にありがとうございました。


このプロジェクトをたくさんの人に知ってもらいたい!応援してもらいたい!という願いから、どなたでも気軽に参加できるLINEオープンチャット「人工衛星てるてるクラファン応援団」を結成いたしました。
このオープンチャットに参加いただきますと、てるてるクラファンの最新情報、人工衛星の制作現場からの最新ニュース、勉強会やお話会の企画のお知らせを受け取れるようになります。
クラファン応援団1000人を目指しています!お友達やご家族にも参加をおすすめしてください。
今後のスケジュール(予定)
精密機械加工のアドバイザーとして、工房大倉が就任。JAXA見学同行、金属樹脂部品加工指導などを担当。

人工衛星からの電波を受信するアンテナを作る駒工生たち